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カンボジア/知る・感じる
自然の驚異に包まれる神秘的な世界遺産「タ・プローム遺跡」
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世界中から旅人が訪れるアンコール遺跡群には数百もの遺跡が点在し、なかでも東部に位置するタ・プローム遺跡は幻想的な雰囲気が際立っています。東西約1km、南北約700mもの広大な壁に囲まれたこの遺跡は、12世紀後半にカンボジアを統治していたアンコール(クメール)王朝の国王ジャヤヴァルマン7世が建立した仏教寺院。王国が崩壊したあとは自然に身を委ねるかのように、樹齢300~400年にもなるガジュマルの一種、スポアン(榕樹)の大樹が祠堂や回廊に絡みつき、まるで映画『天空の城ラピュタ』の世界に迷い込んだように神秘的。ここはハリウッド映画『トゥーム・レイダー』の撮影ロケ地としても知られています。

やさしいポイント

世界遺産を巡り、カンボジアの歴史に触れる
9~15世紀にクメール王国の中心として栄えたアンコールは、現シェムリアップ州を中心とする地域に数多くの遺跡群を残し、約600年間も続いたアンコール王朝の栄華と優美な文化を感じられます。遺跡を包み込む深閑とした森も印象深く、とりわけタ・プロームは最も自然と調和した寺院。別名「締め殺しの木」と言われるガジュマルの大樹が長い年月をかけて侵食し、寺院が荒廃していく姿が訪れる旅人を圧倒し続けています。
概要
名称 タ・プローム遺跡
Ta Prohm Remains
アクセス アンコール・ワット遺跡から北東へ約8㎞
本リストは環境・歴史・文化への敬意、地域への還元等を軸として、
CCCMKホールディングス株式会社、日本アセアンセンター、各国政府観光局との協議で選定したものです。
(ASEAN地域内共通のサステナビリティ基準はありません。)