グルメ
世界各国の食が味わえる美食の街、香港。グルメ旅にもぴったり、まさにパラダイスです。今回は、「アジアのベストバー50」に選ばれた注目のバーや、エコの視点を取り入れたカクテルを提供するバー、先進性で注目を集めている話題のお店をご紹介していきます。
歴史あるポッティンジャー・ストリートにあるこの隠れ家的なバー「Tell Camellia(テル カメリア)」では、お茶を使ったカクテルを提供しています。世界中からエキゾチックなお茶を取り寄せているこのお店では、さまざまな国の名前をつけたティーカクテルをご用意。リゼ・ティー、アプリコット、クミン、ジンを使った「Turkey」が絶品です。また、竹を使った店内の装飾も一見の価値ありです。
映画「コヨーテ・アグリー」風のワイルドなナイトライフを楽しむなら、ここ、「The Pontiac(ポンティアック)」。香港の高級カクテルシーンの中で、グランジ感のある独特の美しさが異彩を放つこんなバーが、香港にはもっと多くてもいいのかもしれません。ロックのリズムに酔いしれながら極上のカクテルを楽しめるアメリカンスタイルのダイブバー。大音量の音楽と気の利いたカクテルを楽しむことができます。
香港の中心地、中環(セントラル)にある「The Wise King (ザ ワイズキング)」。2018年のオープン以来、数々の賞を受賞してきたカクテルバー。
13世紀に実在したカスティーリャ王国のアルフォンソ10世国王にインスパイアされたこのバーは、中世を彷彿とさせるインテリアと個性的なドリンクが特徴です。
2021年「アジアサステナブル・バー ベスト50」のインダストリー・アイコン・アワードを受賞したこのバーは、「2019アジアのベストバー50」で1位を獲得した「The Old Man」の創業者Agung Prabowo氏とRoman Ghale氏が開業したお店です。
2020年11月にハリウッド・ロードにオープンしたこのバーは、 “クローズド・ループ”(資源を循環させるシステム)の取り組みを行っています。食材のリサイクルやアップサイクルだけでなく、廃棄物を最小限に抑え、バーの二酸化炭素排出量を削減し、地元や季節の食材を調達しています。店内の家具や備品までもリサイクルされたものを使用するなど、サステナブルをテーマとして徹底しています。
Slowoodは、量り売りスタイルのサステナブルな食料品店で、香港には中環街市を含む4か所に店舗を構えています。このお店のコンセプトは、「シンプルであること」と「廃棄物の削減」。オーガニック製法の米、パスタ、ナッツ類、オイルやスパイスなどの食品全般をはじめ、ナチュラル化粧品、環境に配慮した調理器具、掃除道具や洗剤など地球に優しいサステナブルな商品を取り揃えています。
クラフトビールのバーであり、ビールの研究開発センターでもあるGrainは、地元のクラフトブランドGweilo(グワイロー: 広東語のスラングで外国人のこと)の全商品を提供する醸造施設です。Gweiloの新製品や大ヒット商品はもちろん、クラシックなカクテルなども味わうことができます。
また、ガストロパブ形式のレストランでは、さまざまな料理を楽しんでいただけます。
LA在住でNetflix「ファイナル・テーブル」に出演した“世界のタコスキング”Esdras Ochoa氏が設立した「11 Westside」は、開放感のあるスタイリッシュな空間で、小洒落たタコスをはじめとしたメキシコ風料理を提供しています。
お客様が心身ともにリラックスできるエネルギッシュな空間を作るために、1011は全く新しい「ティー・バー」をコンセプトに、伝統にしばられない創造的なお茶のアレンジドリンクを提供しています。
店内にはオリジナル商品や、日本のアニメキャラクターとのコラボ商品などが多数販売されています。
ビクトリアハーバーの美しい夜景とともにシックでモダンな空間でいただく本格的な四川料理。
中国語で「輝く星」を意味するQi Nine Dragonsは、ミシュランでも推奨されている店ですが、中途半端な気持ちでは耐えられないような激辛料理も提供しています。
また、屋上には絶景のルーフトップバーもあり、お食事の前後に夜景を見ながらカクテルも楽しめます。四川料理のあらゆる味を、思いがけないテーマのカクテルと一緒にお楽しみください。